線路を塗装しながら、建設方針を検討します。
駅を設置するので、当然プラットホームが必要になります。Tomixファイントラックを使用しているので、ホームもTomix製品を使うのが最も簡単です。
実際のホームの高さを調べてみると、国鉄~JRの場合、電車専用ホームで1100mm、その他の旅客ホーム920mm、未修繕ホーム760mmとなっています。ここで気をつけなければならないのは、このホームの高さはレール面を基準にしているという部分です。模型のホーム建設にはレール面からの高さと基礎(レイアウトボード)からの高さの両方を考慮しなければいけません。Tomixファイントラックの高さ(道床+レール)はおよそ6mmでしたので、日本型Nゲージの縮尺1/150を考慮すると、未修繕の低いホームのレイアウトボードからの高さは11mmでよいはずです。
…はずなのです。実際のところNゲージのような量産模型の場合、部品の共通化を意図して、実物の車輪のサイズ(直径)の違いを無視しているようです。レール、ホーム、車両を全てTomix製品で比較してみました。
JR西日本キハ187
樽見鉄道ハイモ295-315
国鉄キハ02
どれもホーム高さとドア下端がほぼ同じ高さになります。バリアフリーが推進されている昨今ですが、やっぱり汽車に乗るときはホームから、よいしょよいしょと登りたいものです。
最適なホーム高さを求めて模索は続きます。
2011年5月4日水曜日
2011年5月3日火曜日
線路を塗る
使用するレールが決まりましたので、塗装を開始します。Tomixのファイントラックは非常に良い出来ですが、この後のバラスト(砂利)散布で大半が隠れるとはいえ、グレーの色調は目指すローカル線の雰囲気にしっくりきません。実物では補充と突き固め、入れ替えを行うので、そういう部分があっても良いことは良いのですが、気分の問題です。そして何よりレールの塗装です。車輪が乗る踏面(とうめん)部分はもちろん光っているのですが、側面部分は錆色か埃と油で黒くなっています。さあ、やってみましょう。
まず最初に道床部分に、タミヤのアクリル塗料XF-52(フラットアース)を筆塗り。次にレールに同じくXF-64(レッドブラウン)を筆塗り。
手前から塗装前、フラットアース、レッドブラウンを塗ったもの。
一部は確認のためにさらに作業を進めて、枕木へX-1(ブラック)を塗って、踏面を溶剤でぬぐいました。
雰囲気が良くなります。写真で見るとむらが目立ちますね。後でタッチアップしましょう。
左から右へ作業が進行した状態。右側レールの先端部分は金属ジョイントで接続して導通させるため、塗装しない。
道床部分のフラットアースはバラストで隠れてしまうので、必要ないかもしれません。手早く済ませるには全体にスプレーでレッドブラウンを吹いて、枕木塗装、拭き上げがよさそうです。ちまちまと筆塗りでレール塗装が続きます。
まず最初に道床部分に、タミヤのアクリル塗料XF-52(フラットアース)を筆塗り。次にレールに同じくXF-64(レッドブラウン)を筆塗り。
手前から塗装前、フラットアース、レッドブラウンを塗ったもの。
一部は確認のためにさらに作業を進めて、枕木へX-1(ブラック)を塗って、踏面を溶剤でぬぐいました。
雰囲気が良くなります。写真で見るとむらが目立ちますね。後でタッチアップしましょう。
左から右へ作業が進行した状態。右側レールの先端部分は金属ジョイントで接続して導通させるため、塗装しない。
道床部分のフラットアースはバラストで隠れてしまうので、必要ないかもしれません。手早く済ませるには全体にスプレーでレッドブラウンを吹いて、枕木塗装、拭き上げがよさそうです。ちまちまと筆塗りでレール塗装が続きます。
2011年5月2日月曜日
基礎工事
プランが決定したら、電気配線に取り掛かります。
ピンバイスでコードを通す穴を開けます。フィーダ線は配電部を経てからパワーパックへ接続するので、専用のコネクターは後でカットします。ですからコード2本分の小穴でよいのですが、ポイント駆動用はコネクターが通るサイズにしないといけません。コネクターにつばがついていて、さらに大きい穴が必要なことがわかりました。機構上必須というわけでもないようなので、つばをニッパーで切り飛ばして対処しました。
黒いのがカットしたコネクター、白のフィーダ線のコネクタと同じように、つばがついていました。
防振ゴムを貼り付けました。
アングルとプラ板で
配電用のスイッチボードを作りました(仮止めなのでネジは2本だけ)。
ピンバイスでコードを通す穴を開けます。フィーダ線は配電部を経てからパワーパックへ接続するので、専用のコネクターは後でカットします。ですからコード2本分の小穴でよいのですが、ポイント駆動用はコネクターが通るサイズにしないといけません。コネクターにつばがついていて、さらに大きい穴が必要なことがわかりました。機構上必須というわけでもないようなので、つばをニッパーで切り飛ばして対処しました。
黒いのがカットしたコネクター、白のフィーダ線のコネクタと同じように、つばがついていました。
防振ゴムを貼り付けました。
アングルとプラ板で
配電用のスイッチボードを作りました(仮止めなのでネジは2本だけ)。
2011年5月1日日曜日
レイアウト製作再開の巻
長らくご無沙汰になってしまいました。以前製作に着手していたレイアウトは曲線の強さのため、ベースボードがフレキシブルレールの反発に負けてしまい、歪んでしまいました。
そこで今度は、しっかりしたベースボードと、カーブの作りやすさを並立させるべく、写真用全紙パネルとTomixミニカーブレールを使用したプランに切り替えました。手持ちレールと、買い足したレールを使って出来上がったのが、コレです。
写真の上側に駅を設けて側線と引き上げ線、下側の引込み線を利用して、2列車を交互に運転できるようにしました。安全側線にも見える引き上げ線は本線エンドレス(周回線)から給電が不可能ですので、本線と側線の間にギャップを切って、本線と側線の2系統給電にします。
レールを通じて給電するための金属ジョイントと、絶縁する樹脂ジョイントの部分です。
プランが決まったとはいえ、ひとまずレール敷設が続きます。
そこで今度は、しっかりしたベースボードと、カーブの作りやすさを並立させるべく、写真用全紙パネルとTomixミニカーブレールを使用したプランに切り替えました。手持ちレールと、買い足したレールを使って出来上がったのが、コレです。
写真の上側に駅を設けて側線と引き上げ線、下側の引込み線を利用して、2列車を交互に運転できるようにしました。安全側線にも見える引き上げ線は本線エンドレス(周回線)から給電が不可能ですので、本線と側線の間にギャップを切って、本線と側線の2系統給電にします。
レールを通じて給電するための金属ジョイントと、絶縁する樹脂ジョイントの部分です。
プランが決まったとはいえ、ひとまずレール敷設が続きます。
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